建設業界の言葉に、「花の建設 涙の保全」というのがあるそうです。新しく建設、建築されるものについては、お金、予算がそれなりに用意されいるのですが、保全、保守、運用といった面ので予算や経費は削られる傾向にあります。この弊害が出た事故の例はかなり多いでしょう。勿論、今後の専門家の調査などを待たねばなりませんが、2012/12におきた中央自動車道の笹子トンネルの天井崩落も、そのひとつと言えるかもしれません。私は、建設、建築については素人ですから、事故については、犠牲になられた方のご冥福を祈るとともに、...
続きを読む≫ 2012/12/10 12:04:37 メイン
そもそもこのシリーズは、SNSで現役のIT系の学校に通っている学生の質問に応えるために初め、その後は、ロートルおじさんの意の赴くままに書き連ねています。
昔であれば、上司が酒にでも連れていき、説教していたような内容が多くなっています。酒席は断る、あるいは嫌がる若者が多いでしょう、実際、仕事のあとの時間の使い方として、酒だけというのはもったいないでしょう。早く帰れたら、勉強だってしたいものです。
ネットでは、比較的若い世代の方が、業界の愚痴や思うところを書いているものは良く目にするのですが、オヤジ...
続きを読む≫ 2012/12/10 12:05:23 メイン
システムやプログラムは新規で構築するほうが楽です。ある程度、プログラマーとしての素養、資質のある人であれば、他人のプログラムを修正するよりも、自分で書いていったほうが気分よく仕事ができることが多くなるでしょう。
それだけ、世の中には、わかりにくい、どうしょうもないプログラムがあふれています。その理由は、運用を軽視する組織の問題もありますが、もっと細かい現場の話としては、保守、保全、運用を意識していない書き方をしているからの場合も多くあります。
学校に通っているならば、あるいは会社に新卒で入社して...
続きを読む≫ 2012/12/10 12:05:57 メイン
ネットワークの構築を主たるビジネスにしている会社に就職できた場合のことを書いておきましょう。
新規の構築、システム リプレイスが、やはり会社の花です。理由は、お金がたくさん取れるからです。一方、すでに構築されているシステムの場合は、まとまったお金が入るわけではなく、やや守りの色合いが強くなります。大きくは利益にならないけれども、保守、保全、運用を地味に続けることで、次の大きな受注を狙うという意味合いも持ちえます。花の建設、涙の保全。そんなことを肌で感じることになるでしょう。
会社から評価されたい...
続きを読む≫ 2012/12/10 12:06:31 メイン
運用しているオンラインネットワークゲームの会社だと、保守、保全、運用よりも、新サービスの実装、新機能の実装、リリースなどに、会社のリソースを優先して使います。品質テストとか、かなり優先度を下げることになります。高速道路と違って死人は出ませんし、金融系のシステムと違って、金融庁から営業停止命令もありませんが、あまりに手を抜き過ぎると、ユーザーに見放され、サービスとしては死にます。

世の中の多くは、攻めることのできる人、拡大することができる人が重用されます。高度経済成長を支えてきた基本です。「花の...
続きを読む≫ 2012/12/10 12:08:48 メイン
コラム「花の建設 涙の保全 IT系学生への手紙15」に関する意見、感想、経験談を、Takominさんからいただきました。(2014/6/2)

「花の建設涙の保全」というのは建設業界の言葉で、新しく建設するには予算は出やすいが保全や保守には出にくいといった状況を表しています。IT業界にも同じ事がいえますが、その現実をこれから就職しようとする学生の皆さんは、どのくらい理解しているでしょうか。どんな業界でもいろいろ大変なことはあるでしょう。業界の現在の状況をしっかり見極めたうえで、その業界で頑張って...
Sakuyuさんから、コラム「花の建設 涙の保全 IT系学生への手紙15」についての感想、意見、体験などをいただきましたの掲載します。(2014/6/12)

「花の建設 涙の保全」という言葉があるのですね。何だか深いですね。でも、本当は保全にこそお金も手間も時間もかけてほしいところです。建設物の保全不足の事故と言われて真っ先に思い浮かぶのは、笹子トンネルの事故です。素人の私にはその詳しいことは分かりませんが、開発よりも保全作業の重要性をあの事故のニュースで感じたことは事実です。色々な業界・業種...
コラム「花の建設 涙の保全 IT系学生への手紙15」について、Ryo Angelさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2015/5/19)

若い学生さんは先輩の意見を聞ける場が減ってしまっているんですね。減ってしまっているというか減らしてしまっているんでしょうか?でもこうして答えてくれる先輩がネットに居てくれるだけありがたいのでしょうね。良い物をよりよくしていくよりも新しいものに力を入れていくのはなんだか寂しいですね。古いものを少しずつ手を加えてより使いやすくとかセキュリティーを...
「花の建設 涙の保全 IT系学生への手紙15」についてのMikiAkamiさんのコメント
花の建築、涙の保全分かります。確かに建築には莫大な予算が組まれますが、保全に関しては予算がというところが少なくないのが現状なのでしょう。ですから、バブル時代に建てられた建築物の保全問題が、多く話題に上がってきているのでしょう。保全の中には人の命に関わることもあるので、こんな言葉で済ませて欲しくないですね。IT業界にも同じようなことが言えるのであれば、IT時代の世の中、保全として個人情報なり、システム上の問題...