花の建設 涙の保全

建設業界の言葉に、「花の建設 涙の保全」というのがあるそうです。新しく建設、建築されるものについては、お金、予算がそれなりに用意されいるのですが、保全、保守、運用といった面ので予算や経費は削られる傾向にあります。この弊害が出た事故の例はかなり多いでしょう。勿論、今後の専門家の調査などを待たねばなりませんが、2012/12におきた中央自動車道の笹子トンネルの天井崩落も、そのひとつと言えるかもしれません。私は、建設、建築については素人ですから、事故については、犠牲になられた方のご冥福を祈るとともに、このへんにとどめましょう。
しかしこれ「花の建設 涙の保全」が、建設、建築の世界だけじゃなく、ITのコンピューターのシステムも同様であることは、経験者は賛成してくれるだろうと思います。
道路でもビルでも、あるいはコンピューターのシステムでも、使われて、運用されてこそ、利益を生み、社会的に価値があるものになります。誰も使わない道路、ビル、ITのシステムは作ったとしても意味がないのは当たり前のことです。その当たり前のこと、使うためのクオリティを守り、維持するために、保全、保守、運用も、十分思慮し、設計し、体制を組む予算が必要なのですが、そこまでしっかり計画できていることは、少ないと思うのです。

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